その後向かったお店は『炭火焼肉たむら』であった。やっぱし、『蒲生四丁目』に来たら『炭火焼肉たむら』に行かんとと思う訳で。何年も前から一度は行ってみたいとは思っていたが。中々『蒲生四丁目』まで来る機会がなかったもんで。それが最近ちょくちょく『蒲生四丁目』の来る様になったのでこの日は…… more 訪問してみる事にした。勿論生まれて初めての訪問であった。一応予約は入れておいた。店内に入ると5時の開店と同時に入ったのでお客さんは我々だけであった。我々は入り口近くのテーブルに案内された。早速注文をした。注文は、タンツラ、カルビ、ロースであった。先ずは『ウコンの力』で乾杯をする事にした。乾杯ー！！引き続き生ビールで乾杯をした。乾杯ー！！タンツラとカルビとロース『炭火焼肉たむら』の接客の素晴らしさには度肝を抜かれた。ぶっちゃけ、超一流のホテル並みの接客の素晴らしさで本当に驚いた。タレは無茶苦茶最高に美味しかった。これ程に美味しいタレはおそらく大阪では中々巡り合えないと真剣に思った。店内は物凄く綺麗で聞くと改装してまだ一年ぐらいらしい。テーブルも綺麗でトイレも清潔感が溢れかえっていて感銘を覚えるのであった。正直トイレが綺麗なお店はそこにいるだけで気持ちが良くなる。クーポンが使えて一杯目の生ビールが無料になった。これが結構喜びを感じるのであった。それで肝心のお肉は……。それがちょっとなー。お店の雰囲気の良さ、接客の素晴らしさ、抜群に美味しいタレ、トイレの清潔感。どれをとっても大阪では珍しくかなりのハイレベルだった。一流と呼ぶべき焼肉店だと痛感させられた。ところがや。肝心の注文した焼肉の肉質が最悪やった。焼肉屋で肉質が最悪って。こんなん、お駄賃にもならんのとおんなじ。話にならんと言う例え。タンツラとカルビとロースを食べてとても到底国産牛だとは思えんかった。タンツラはひょっとしたら豚ではと思った。カルビとロースはオージー・ビーフではと思ってしまった。豚でもオージー・ビーフでもなんでもええ。美味しさを感じられたらなんでもええけど。ところが注文したお肉にはそれが全く感じられなかった。俺は初めて入る焼肉店では大概『並』を注文する。『上』とか『特上』とか付いていない単なるロースとかカルビを注文する。あのカルロス・ゴーンですら普通のロースやカルビを注文するみたいだ。と言うか、一般ピープルであれば普通のロースやカルビを注文するのが極々当たり前だと思う訳で。その普通のロースやカルビがこの味では如何なものかと疑問に思ってしまった。『食べログ』では『3.41』と高得点を付けているが……。この点数も大いに疑問を感じてしまう。ちょっと評価し過ぎてるんとちゃうやろうか。どう考えても素人が焼肉屋を始めたとしか考えらへん。本当に牛肉が専門やったらこんな肉を仕入れへんと思うわ。世の中には牛肉の卸がやっている焼肉店はぎょうさんある。そこで提供される牛肉の殆どは普通に美味しい。ところが今回の肉質では。俺的にはせいぜい『2.00』ぐらいか。特に今回のロースとカルビは最低のレベルやったな。今までいろいろな焼肉屋に行ったけど。並の肉としては『たむら』のロースとカルビがいっちゃん最低のレベルと思った。別に『たむけん』には恨み辛みは全くない。むしろ日頃から親しみを感じながらテレビを見ている。これは正直な気持ち。と言う訳や。そんな感じやな。そんな訳で、Tちゃま倶楽部メンバーへ。今後は一切『炭火焼肉たむら』を利用する事はない。折角『蒲生四丁目』まで来てんのに。『がもよん』と言えば『炭火焼肉たむら』やと思ってただけに。それだけ期待しただけに。ほんま非常に残念やったわ。猛牛ポーズをした。猛牛ポーズ！！そんな感じの『炭火焼肉たむら』であった。このままでは焼肉の『トミヅル 蒲生四丁目店』に人気を取られるで～。   ほんでもって、ある日のおうち御飯。この日は鍋を食べる事にした。マグロの刺身を食べながらの鍋が最高に美味しいのであった。今週の火曜日の夕方突然仁義愛将軍様がここにやって来た。12月のこじんまりとした忘年会の打合せの為やった。12月に俺は仁義愛将軍様と的屋のたっちゃんの三人でこじんまりとした忘年会をやる。仁義愛将軍様が『一軒目のとらちゃんの後はどこへ行くんですか』と聞いて来た。俺が『最近、的屋のたっちゃんに飲み歩きの誘いをすると露骨に嫌な顔をするんや。聞くと次の日、毎回ゴルフが入っていて、飲み歩きをするとそのゴルフに物凄く影響すると言っていた。いろいろと聞くと、どうやら、焼肉のハシゴが原因で、とんでもない影響を及ぼすらしく、牛肉の脂が翌日もしっかりと残っていて、それが胃もたれになって、ゴルフのプレーに悪影響を及ぼすみたいや。来月の飲み歩きの翌日もゴルフが入っているみたいやから、とらちゃんの後は刺身中心で行こうと思っている』と言った。仁義愛将軍様が『その話、ほんまですか』と疑っていた。大阪の人間は会話の中で必ず『ほんまでっか』と返して来る。絶対にいきなり素直に『そうですか』とは返事はしない。それと必ず最後に『この案件は最後にはこうなります……知らんけど』と言う。必ず最後に『知らんけど』と無責任な事を平気で付け加えるのが大阪人だ。『ほんまでっか』に『知らんけど』もうええっちゅーねん！！俺は笑いながら『ほんまやって。今回は絶対に焼肉屋のハシゴはせんから。とらちゃんの後は魚、魚、魚で行くから、心配いらんで』と言った。仁義愛将軍様『それやったら、肉と海ではなくて、魚と山のIちゃま倶楽部になってしまいますやん。肉、魚、魚、魚と来たら、最後ぐらいは肉、行けると思いますよ』と言った。俺は笑いながら『ほんだら、今年の最後は牛味苑で〆様か』と言った。仁義愛将軍様が『T様はおそらく業者の苦しみを知らないと思います。T様に誘われたら断る事が出来ません。飲み歩きと言いながら本質は焼肉屋のハシゴ。焼肉屋を3軒も4軒もハシゴをするなんて、この世の中で聞いた事がありません。何年か前なんか、12時を過ぎているのに、その時間帯から、日本橋の五苑で焼肉を食べていたでしょう。おそらくその時同行していた業者は“なんでこんな時間に焼肉を食べなければいけないのか。もう吐きそうや”と思っていたに違いありません。多くの業者は文句一つ言わずに、T様に付いて行っていますけど、本音は3軒ぐらいで帰りたいと思っているはずです。5軒はどう考えてもしんどいと思います。この前『バッタ屋脛坊』の動画を載せていましたが、知っていますか。バッタ屋脛坊がブイを回している時に途中でストップをかけていたでしょう。T様はその時はバッタ屋脛坊がお別れの涙が込み上げて来ていたんやと言っていましたが、あれはこの日食べ過ぎて胃の中の内容物が食道まで登って来て、吐きそうになって、耐えられずに、ブイをストップさせて、速攻でトイレに駆け込み、その日食べた物を全て吐き出したのです。全て吐き出したから、スッキリとしたので、その後、バッタ屋脛坊は動画の中でめっちゃ元気に喋っていたでしょう。決して、お別れの涙で込み上がったのではありません。単に吐きそうになっただけです』と言った。それを聞いた俺は何故か大笑いしてしまった。俺が『そこまで頑張ってるんや。ある意味、命がけやな』と他人事の様に言った。仁義愛将軍様が『先週もすき家で“遠慮せんと、食べろや”と言っていましたが、あれは遠慮ではなくて、お腹が一杯で、箸が進まなかっただけです。それを“遠慮すんな”って、もう滅茶苦茶ですわ。それと“道産子コッシーの今、なにやっているのコーナー”ってありますけど、あれもコッシーからすればあれ程迷惑なものはありません。前日にアルピナ・ハッピーから“明日、電話を入れるから”と言われたら、当日、いつかかって来るかと思いながら待ち続けなければなりません。あのコーナーも嫌がらせみたいなものです』と言った。俺が『確かに。今後は一切道産子コッシーには電話はしない様にするわ』と笑いながら言った。仁義愛将軍様が『知っていますか。テレビチャンピオンで大食いってあります。番組で大食いを競い合います。大食いをしますが、撮影されていない所で参加者の多くはトイレで吐きまくっているみたいです。それであの番組はお店に迷惑が掛からない様に、野外で行われているみたいです。T様との飲み歩きはそれに近いと思います』と言った。俺が『そうやな。ある意味、テレビチャンピオンの大食いみたいなもんやな。まあー、それもこれもブログ維持の為や。まあー、業者の皆には迷惑をかけているが、ブログ維持の為に何とか頑張って欲しい。正直、俺もしんどいんや』と言った。仁義愛将軍様が『それですわ。その“俺もしんどいんや”の言葉で多くの業者がめっちゃ耐えているんです』と笑っていた。まあー、そう言う訳や。業者の皆！！俺もしんどいんやから、お互い頑張ろうぜ、このブログの為に。12月15日の土曜日。今年最後の飲み歩きや。今から楽しみやな。その前にうちの忘年会があるけどな。業者の皆、うちの忘年会、宜しくね！！  映画はいろいろな話がバラバラのオムニバス形式だったが『アラビアン・ナイト』全体の話はこんな形。最初にイスラムの王様が出て来る。この王様、妃を愛しているのだが、弟に妃が浮気をしている事を教えられる。本当かどうか確かめるために、王様、ある日妃に外出を告げて、こっそり帰って来て、妃の振る舞いを見張っていた。そうしたら、妃は男奴隷や女奴隷を集めて乱交に及んだ。王様、カッとなって妃も奴隷もみんな殺してしまった。以後、王様は女性不信に陥る。あんなに愛していた妃が不貞をはたらいた、という訳ですべての女性に復讐をはかる。どうするかというと、毎晩自分の国の乙女を一人ずつ宮殿によんで、一夜の供をさせたあと殺していく。女の子を宮殿に連れてくるのは大臣の役目なのだが、王様が毎晩女の子を殺してしまうので、国にはもう乙女がいなくなってしまった。最後に残ったのは自分の娘なのが、仕方がない。とうとう、自分の娘を王の元に届ける事になった。この娘の名がシェーラザードと言う。王はいつのもの様に彼女と寝た後殺そうとするのだが、その時シェーラザードが「王様、私面白いお話をしましょう」と話をはじめる。彼女も殺されたくないから必死だった。王もどうせ暇だから、殺すのは後回しにして話をさせてみるとこれが面白い。熱中して聞いているうちに夜明けが来る。そうするとシェーラザードは話をうんと盛り上げておいて「このつづきは、次の夜にしましょう」と言う。王様、話のつづきを聞きたいために殺すのを延期する。こんなふうにしてシェーラザードは毎晩毎晩死なないために話を続け、王は、話を聞きたいために殺すのを先延ばしにする。結局シェーラザードは1000夜、話をつづけて、話が終わったときには王様は心を入れ替えて、女性に復讐するのを止めたさ、という結末である。このシェーラザードの話の中にシンドバッドやアラジンやアリババが出て来る。 close

炭火焼肉たむら