『居酒屋さくら鶴橋』の料理はむっちゃ真剣に美味しかった。その後向かったお店はこの日のメインの『焼肉轟』であった。ここは『本家とらちゃん鶴橋駅前店』の閉店後に新たな経営者のよってオープンした焼肉店であった。店内に入ると男性店員が『お待ちしておりました』といきなり答えてくれた。一週間…… more 前に来る事を言っていたからだとは思ったが。それにしても反応が早いと思った。店内に入るとお客さんは我々だけであった。勿論店内が全く様変わりはしていたが。我々は奥のテーブル席に座った。男性店員が『直ぐに料理長を呼んで来ます』と言った。直ぐに奥から料理長がやって来た。直ぐにサーロインの相談をした。基本的にはこのお店にはサーロインステーキは置いていない。それを俺の為にわざわざ用意してくれる。ほんまに有り難い事やとつくづく感心している。相談は一人前をいくらにするか。始めは時価と言う事だったが、それでは事前の予算が付かないから困ると言った。結局、サーロイン注文時は必ず二人前の注文で、8,000円と言う事になった。この日は本格的な食事ではなくて、あくまでもメニューを見ると言う目的だけでやって来た。だからいつもの様な注文して、ハイ、食事ではなくて、来年からの本格的な『轟』での焼肉について真剣な相談を中心に話し合いが行われた。いろいろと話していると、我々を迎えてくれた男性店員が『私も法善寺横丁店で10年程働いていましたから、T様とは何度かお目に掛かっています』と言ってくれた。いろいろと話した後はとりあえずの注文をした。注文は、特上霜降り（2,980円）とハラミ（1880円）であった。先ずは『チオビタゴールド』で乾杯をする事にした。乾杯ー！！引き続き生ビールで乾杯をした。乾杯ー！！特上霜降りとハラミ無茶苦茶柔らかくて甘味と旨味が凝縮されていて上質で上品で最高級な焼肉を食している感が半端なかった。余りの美味しさに度肝を抜かれそうになった。軽く炙ろうとしっかりと焼こうと、どんな焼き方をしても無茶苦茶美味しい。これ程のお肉は中々出会えないと思うぐらいに素晴らしく美味しかった。『焼肉轟』のコンセプトは『高級焼肉店』である。だから値段もしっかりとしている。昔から値段は嘘を付かないと言うが、これは本当の事だとつくづく思った。仁義愛将軍様がこの前『焼肉轟』について『このお店は高そうやな』と言っていたが、全くその通り。一番の特徴は、ロースやカルビやバラと言うメニューではなくて、霜降りとハラミがメインでそこにタンやホルモンが加わる感じである。猛牛ポーズをした。猛牛ポーズ！！そんな感じの焼肉『轟』鶴橋であった。店内も高級感が溢れていた。食事をしていると一人の女性は現れた。見た瞬間にその女性が誰であるかは直ぐに分かった。俺が『本家とらちゃん鶴橋駅前店』を訪れる様になったのが2004年頃だった。その時にフロアーを担当していたのが、この女性であった。『お久しぶりです、覚えてはりますか』と言った。俺が『わーっ、めっちゃ久しぶりですね。めっちゃ覚えていますよ』と言った。その女性の名前は『平山』さん。この平山さんがいたから俺は『本家とらちゃん鶴橋駅前店』の馴染み客になった訳で。この平山さんの接客があったから何度も何度も『とらちゃん』を訪問した訳で。この平山さんがいたからあの美味しいサーロインを食べれた訳で。ほんま、いろいろと平山さんには一杯言葉には出来ないぐらいにお世話になった訳で。この平山さんの登場で『轟』はレギュラー決定と言う事になった。しかしよくよく考えてみれば『轟』のスタッフの殆どが元『とらちゃん』と言うのも結構滑稽だと思う訳で。　来年から月一の木曜日にある業者との焼肉は『焼肉轟』で決定的となった。そう言う訳や。俺と一緒に木曜日に焼肉に行く業者の皆様、宜しくね。先ずは、2月にある仁義愛将軍様と的屋のたっちゃんとの三人の飲み歩きの一軒目は『焼肉轟』に決まった。今から楽しみや。そんな平山さんが『今日、T様が来ると聞いたので、家でチャプチェチを作って来ました。お肉を食べた後で、お出ししましょうか』とめっちゃ嬉しい事を言ってくれた。“俺が来るから、チャプチェチを作って来ました”って。これだけで、平山さんの優しいお人柄が伺えるのである。でも、この時点で3軒目。気持ちは十分受け止めたい所だが。俺が『凄く嬉しいのですが、勝手に焼肉とさくらの行って来て、ここで3軒目なんです。ちょっとお腹が一杯なんで、食べれないと思います』と言った。平山さんが『勝手に焼肉に行ってはってんですか。それは凄い』と言った。ほんまに、平山さんは、出来た人やと改めて思った。焼肉轟鶴橋高級焼肉店です。決して大衆焼肉店ではない。焼肉割烹と言うべきでしょう。上質で上品な高品質な絶品の逸品に最高に美味しい焼肉が食べれます。〒535-0024 大阪市東成区東小橋3-15-4 サイエン中日ビル2FTEL/FAX 06-6975-6699『焼肉轟』宜しく！！焼肉『轟』鶴橋のホームページはこちら➡『公式HP』ほんでもって、ある日のおうち御飯。この日は鍋をする事にした。カニクリームコロッケを食べながらの鍋が最高に美味しいのであった。インドシナ半島の歴史。現在のインドシナ国家はベトナム、カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマーの五ヵ国。【ベトナム】細長い国ですので、南北に分けて話しましょう。秦漢代からおよそ千年は、中国の支配下に置かれました。チュンチャク、チュンニ姉妹は１世紀の半ば頃、後漢からの独立をはかりましたが失敗。北部は以後千年に渡って中国の支配下にありました。南部はチャンパー（林邑→環王→占城）が中継貿易で栄えました。ただ、世界遺産アンコールワットを造ったクメール王国の圧迫や、11世紀に北部が安定した政権が誕生すると次第に衰退していきます。チャンパーは軍事的にはそれほど強くなかったそうです。李朝→陳朝→黎朝と王朝が交替しますが、一時中国（明の永楽帝）の支配下に置かれますが、直接統治は困難とかんがえた明がします。直接統治を諦めただけで、朝貢関係で中国が上位であるふうにはしたようです。【カンボジア】古い時代はここが強かった。１世紀頃、クメール人が扶南を建国しますが、７世紀に同じクメール人の真臘に滅ぼされます。これがアンコールワットを造ったクメール王国。アンコール朝とも呼ばれています。ベトナム南部にあったチャンパーを圧迫したりしてます。14世紀にタイに攻められ衰退したようです。それ以後は、タイやベトナムの顔色を伺うことになります。【タイ】現在我々のイメージするタイの原形は13世紀のスコータイ朝。ラーマカムヘン王が現在の領域ぐらいまで支配しただろう、と言われていますが、死後、南のアユタヤ朝に圧されて行きます。アユタヤは江戸時代の初め日本人町があったことでも有名です。アユタヤ朝といっても、単一の王家が支配したわけではなく、王家の交代が結構あります。アユタヤ朝は18世紀半、ミャンマーに滅ぼされます。【ミャンマー】11世紀半のパガン朝が最初の統一国家。パガン朝は元のクビライの遠征で衰退、ミャンマーの勢力の回復は16世紀まで待つことになります。18世紀アラウンパヤ朝は隣国タイのアユタヤ朝を滅ぼすなと勢い盛ん。しかし…。18世紀、産業革命を成し遂げたイギリスの魔の手が、19世紀ミャンマーにも襲いかかります。【ラオス】ラーオ人の小国家が、周辺の勢い盛んな国家に服属するような形でした。…ざっとイメージはわきましたでしょうか？古い時代はカンボジアが覇権を握り、カンボジアが衰えると、ベトナム、タイ、ミャンマーの三國志、そこに力衰えたカンボジアやラオス（複数の小国家ですが）が大国に従う、というミニ中華世界が展開されていました。ヨーロッパ勢力が押し寄せるまでは…。【ヨーロッパ勢力の到来】1858年インドを植民地化したイギリスは1886年、ミャンマーを植民地にします。イギリスと犬猿の仲のフランスはインドや新大陸での植民地獲得競争に負け、イギリスの勢力がまだおよんでいないベトナムに目をつけます。残ったタイは？唯一独立を保つことが出来ました。国王中心の改革が進んでいたこと、タイよりも魅力的な植民地候補があった（中国）ことにより独立を保ちました。インドや新大陸の争いは避けたのでしょうね。『世界各国史 東南アジア 大陸部』（山川だったかな？）『世界の歴史 13 東南アジアの伝統と発展』（中央公論社）あたりがオススメです。  ←ここを押してください！！ close

焼肉『轟』鶴橋